川口市内で発行されていた、ネットが無かった時代の地域情報紙をアーカイブするWebサイト。
少しでも残して昔を懐かしむことの他に、昔を知らない方々には未来に向けた参考資料としても重要なものになるのではないかと思っています。
hatogaya.comは、同ドメインを取得された方から譲り受けました。
取得された方から開設に向けてメッセージをいただきましたので、以下にお知らせいたします。
地域情報紙のアーカイブ化充実を目指すNPO法人鳩ヶ谷協働研究所の新たな試みを期待します。
鳩ヶ谷、川口を含めた武南地域の街おこしWeb「鳩ネット」を創刊した当時、鳩ヶ谷市にアクセスするには京浜東北線の3駅からバス便だけでした。従って市民らは地下鉄、埼玉高速鉄道の開通を望み、人口増を当て込んだ不動産業者が市内の田んぼや畑の宅地、空き地化が進み、一方で、かつての武蔵野の光景が失われるときでもあったのでした。
新聞社でメディア編集部員とした勤務していた小生は、身近な情報取得の大切さから、情報伝達手段の大切さを実感として、ホームページ作成技術を習得、世界で唯一のドメイン名「hatogaya.com」を取得しました。
ホームページ「鳩ネット」を立ち上げたのは2001(平成13年)年2月1日。
内容は、イベントなどの情報や案内、地域で発信する「お勧めサイト」紹介、各号のメイン写真、四季折々の植物を紹介する「カメラでとらえた武南の四季」、筆者のコラム「アンコー・ザ・ワールド」など。時には、特集として、地元俳句会の句会紹介、アマチュア切り絵作家の作品集を企画。休日には写真撮影のため武南各地を歩き回った。
異色なのは「小さな街起こし」として連載した「会報雑木林」。きっかけは小生の秋田県への転勤。仙北市の田沢湖畔に住む俳句愛好者の60歳代の女性が、岩手県境の八幡平の療養者者の湯治場として知られる、高濃度ラドン温泉玉川温泉に通じる国道沿いの清水場そばに投句箱を設置。田沢湖を訪れる全国からの観光客向けに、刷物「雑木林」としてまとめ郵送する街起こし活動に感銘、「鳩ネット」でも手助けしたいと掲載した。
東京の本社から秋田、新潟と転々と移り住むうち、ホームページ制作もおろそかになり、寄る年波に体も不自由になり、「氷川神社七夕まつり」「鳩ヶ谷駅夜祭」などの開催イベントに街起こしに積極的な「鳩ヶ谷協働研究所」に「hatogaya.com」のドメインの管理を委ねました。同研究所の藤原代表理事は、第一弾の桜町の地域情報紙「おしゃべりじゃ~なる」に続き、今年、新たな情報紙をPDF化する計画するということで、大いに期待しています。
令和7年1月